ゲームが脳に与える影響とは?メリットとデメリットを解説

少し前まで、ゲームをする子供に「ゲーム脳になっちゃうよ」と言っていた親御さんは少なくないのではないでしょうか?

また、そうでなくともゲームばっかりする人を見下すような文化がありました。

確かにゲームをすることで社会性を欠如した人が出てくるのは事実ですが、必ずしも悪いことだけではなく、悪影響を含めて「ゲームが脳に与える影響」を正確に知ってもらいたいです。

ゲームが脳に与える悪影響

ゲームに依存することで

ゲーマーの大半は常にゲームをしていたいと思っているはずです。
実際自分もゲームをしていない期間が続くと何か物足りないような感覚に陥ることが少なくないです。
依存は誰にでも起こる現象ですしゲームに依存する人が増えてもおかしくはないですが、このゲームというジャンルに限ってのめり込んでしまうとえらいことになります。

通常、依存が起こる原因は、脳が楽しいと感じたときに出るドーパミンを記憶することでまた同じことをやりたいと思うからです。
この楽しいと感じる部分の「量」が現実と比べて多いことがまずいんです。
例を挙げるとしましょう。
現実世界で人を殴ってもよほどの力で殴らない限り吹っ飛んだりしません。

ですが、ゲームの中ではボタン一つで簡単に敵が吹っ飛びます。
常に人間の脳は楽をしたいと思っているため、同じ現象を起こさせるならゲーム世界を選ぶわけです。
これはすべての分野に当てはまってしまいます。現実世界で努力するのとゲーム世界で努力するのとでは結果が出るまでの努力量がはるかに違います。
なので、ゲームに努力してきた人は現実世界での努力したときに返ってくる報酬が少なすぎるため面白くないと脳が感じてしまうわけです。
ゲームに依存するということは結果的に現実世界での満足度を減らすことに繋がりかねません。

コミュニケーションをしないことで


今の時代SNS等で文字や通話のコミュニケーションをしながらゲームをする人も多いと思います。ですが、本当のコミュニケーションをするなら対面してじゃないとダメなんです。その理由を述べていきます。

みなさんは「人の顔だけを覚えるための部分が脳にある」ということをご存知でしょうか?

側頭連合野の神経細胞が人間の顔に反応するという事実があります。
これは顔細胞として知られており、人の目や鼻、口などに反応します。
あるものを人の顔みたいだなって思ったことはありませんか?
これはその細胞が働いているときにおこる現象です。

この細胞は20歳までしか成長しません。それまでに人との対面コミュニケーションをおろそかにしてきた人は、街中で人とあってもなかなか気づけなかったり、老人になってから下手すると新しく人の顔を覚えられないなんてことも起こりうるでしょう。(実際にそういう病気の人は存在します。まあその人は側頭野が死滅しているためですが)

あと単純に対面じゃないと脳が全然反応しないんですよね。認知症予防に人とのコミュニケーションをするほど、対面コミュニケーションは脳に負荷をかけることができ、それを怠ると脳がダメになるわけです。

運動をしなくなる

当たり前ですが、ゲームをしている間は動きません。

まれにマリオカートで曲がるときに体ごと曲げる人を見かけますが、あれは何の意味もないです(笑)
脳を鍛えるには運動と言われるほど運動が脳に与える影響は大きいのです。。
それを若いうちからゲームをし続けた人と、部活動などに従事していた人とで大きく差が出るのは明らかなんですよね。
脳を鍛える以外にも運動には、「精神を安定させる効果」もあります。
まあこの話は有名ですのでこれ以上語らなくても大丈夫でしょう。
一日20分程度のランニングでも効果はあるらしいので、健康のためにもやらない手はないですね。

想像力の萎縮

あなたがゲームをしているときを思い返してみてください。
基本的にすべて受け身ですよね?
与えられたものを単調にクリアしていく。
自分が目標としているものでさえも考えてみればすべて運営が用意したもの。
すべてレールの上。
そうじゃないでしょうか?
そんな中にいると想像力が欠如していきます。
想像力の欠如は様々な可能性を失ってしまいかねません。
まあゲーム内でしっかり自分がやりたいことを明確化しており依存してない人にとってはあまり関係ない話ではありますが、特に幼少期の子供の場合は要注意ですね。
将来の指示待ち人間に、、なんて(;´・ω・)

相手の気持ちがわからない人間になる

本来、相手の気持ちを想像して相手を思いやるのが人というものですが、ゲームばかりやっている人はそれが出来ません。。
これには脳のシステムである、ミラーニューロンというものが関係してきます。

ミラーニューロンというのは、他人が受けている事実をミラーのように自分が受けたような感覚に陥るといったものです。

例えば交通事故にあった人を目の前で見たとします。うわっ痛そう(-_-;)
これがミラーニューロンです。まるで自分が受けたかのような感覚に陥ります。

これが欠如してしまうと、共感するということを理解できなくなるため、人の善意を感情としてとらえるのでなく、論理的にとらえてしまうため「偽善」であると断定してしまう悲しい大人になってしまいます。(もちろん本当に偽善もありますが)

ゲームが脳に与える良い影響は?

空間認知能力の向上

当たり前っちゃ当たり前ですね。

3D系統のゲームをしていたら容易に想像できると思います。
これはなかなか現実世界で養うのは難しいのでゲームをするメリットとして大きいのではないかと思います。でもこの能力が現実世界で活かすときっていつなんでしょうね(‘_’)

集中力の向上

一つの画面に何時間と集中しなければならないため、大きなエネルギーをようします。これは歳をとると分かりますが、小一時間もやると大人の集中力では疲れてしまいます。

マルチタスクの向上


ゲームをしながら通話、ゲームをしながら食事、ゲームをしながら、、
ゲームをしない人よりもゲーマーはマルチタスキングにおいて優れていることが知られいます。
これは意外なことにストレス耐性を高めることに繋がっています。
本来マルチタスクは過剰な負担に繋がりストレスをすごく受けてしまいますが、この処理能力が上がると余計なストレスを感じなくて済みます。

常日頃からそういう脳の使い方をしているなら当たり前ですね。
※マルチタスク:複数の処理をすること

記憶力の向上

意外とゲームって複雑なんですよね。ゲームを円滑に行うため覚える知識量は膨大です。よく初心者の人がここはどうするの?という質問を連続して質問してくる絵を見かけます。これはゲームをするにあたって最低限覚えなくてはいけない知識を記憶していなければならず、それ以外にもどこにアイテムがあったとかゲーム内で覚えることは日々増え続けて行っています。
意外とゲームにも記憶力は大事になってきます。

運動能力の向上

正直意外でしたよね?
これは本人は動いていないけれどゲーム内ではキャラクターを動かしておりそのキャラクターがどのように動くかとかいうことを計算するのが、現実世界で運動する分野をつかさどる運動野と同じだということがわかっているのです。
ですので、ゲーム内である程度やった動きは現実世界で動くときに大いに助けになってるんです。もちろんゲームをすることで体力が上がったりはしませんが、運動をスムーズにできることは可能です。

まとめ

悪いことばっかりかと思ったら、意外とメリットもあるでしょう( *´艸`)
ゲームは確かに悪影響を及ぼすことも多いんですけど、適切な時間に収めれば他の人がないような能力を身につけられて、優位に人生を進めることも可能です。
これを機にゲームを悪だと思っている方の見解を少しでも解けたならうれしいですね(*^^)

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