主にiPadでソシャゲをやっている自分が、この端末の良い所と悪い所をご紹介します。
まず良いと思った点
1:価格が9.7インチipadpro発売当時よりも安い!
ただし、一番下の容量モデル変更によって単純に比べることはできませんが、256GBモデル以上に関しては圧倒的安さです。
2:リフレッシュレート「120㎐」と「truetone」ディスプレイ搭載の恩恵
これがもうやばいのなんの
リフレッシュレート120Hzとは何を表しているかというと、1秒間あたりに画面を何回更新しているということです。120Hzだと1秒間に120回更新されています。今までのiPadは60Hzのディスプレイでしたので、単純に倍になったということです。もうスクロールする指に画面がくっついて離さないって感じです(笑)
古いiPadの画面やiphoneに戻って見返してみると、こんなのおもちゃだろって感じてしまうレベルです。実際にゲームをするとなると対応してないアプリが大半で、120Hzの恩恵を感じることはないのですが、truetoneディスプレイによる恩恵は大きいです。
truetoneディスプレイとは、周囲の色に合わせてiPadの画面をより自然な色に見えるように反映させる機能のことです。白色光の下では若干黄色がかった画面になっています。これになれると今までのデバイスすべてが味気ないというかつまらないと感じるように個人的にはなりました。これは色彩をより多く表示できる画面になったということも関係してるとは思いますが。
3:ベゼル幅がとても薄く、想像以上にディスプレイを広く感じることが出来る
一言でいうとかっこいい。高級なものを持っているんだなという所有欲を満たしてくれる一品であり、周りに見せたくなります。実際に9.7インチipadから画面占有率がめちゃくちゃ上がっていて、大きさ以上に画面が広くなったと感じれるはずです。持ち運びも従来のipad9.7インチから30グラムほどしか増えていないので可能でしょう。
4:現状だとタブレットで最高レベルのスペック(CPU=A10Xfusion)
前モデルのipadpro9.7インチはA9Xチップ。今回は10Xチップ。ちょうど一世代上のCPUが搭載されています。性能は前モデルより30%上がっており、GPUは40%上がっているそうです。
次にデメリットを上げて行きたいと思います。
1.反応が良すぎて(?)誤タップを起こしやすい
これは120Hzの画面が関係しているのかもしれない。一秒間に更新する画面処理に相関して触れる更新も上がっているのかも?特にYouTubeを見ているときに、どうしても関連動画で下にスクロールする時が出てくるのだが、たびたび押したつもりがない動画を押してしまいストレスがたまる時があります。
2.大きいためゲームをする時にそれ相応の大きい動きをしなければならない
顕著にその傾向が出てしまうのがアクションゲームをしているときです。白猫プロジェクトを例に挙げると、スキルを出すときに右上か左上にスクロールしますよね。その長さが画面に比例して大きくなるので、一つのスキルを出すにも余計な労力をかけなければなりません。当然、通常のゲーム進行においては何ら問題はないのですが、縛りプレイをする時はいささか厳しいなと思ってしまいます。
3.サブの拡張性がまだ低い
まだ発売当初ともあってカバーの種類が極端に少ないです。これは次第に改善されるとは思いますがESRさんのカバーくらいしかいいのが見当たらないのがネック。選択肢がもうちょっと増えたら面白いんですけどね。
4.CPUがぶっちゃけ微妙な進化であり、現状iPadPro9.7インチとの差別化がサイズとディスプレイだけである。
いい所にも上げましたが、処理速度が40%向上したということですが、大して変わんないです。現状のスマホゲームでは9.7インチ版のpro端末でも余りあるスぺックですし、それ目的で買うとなると少し思いとどまった方が無難かと思われます。9月にまた新作の発表があるかもしれないですし9.7インチproユーザーは購入を先送りにしたほうが良いというのが個人的な見解です。
総評としては9.7インチipadproユーザーには買うメリットが少ないように感じますが、他のユーザーであれば買い得であると感じます。9月にiOS11が発表されるのでそれに対応できるスペックをもっているはずで楽しみも増えますしね。