2018年10月あたりから7周年に向けてパズドラが過去類を見ないほど大判振る舞いをしています
魔法石100個の配布からゴッドフェス毎日配布など今までの渋い運営から考えたらあり得なかったです
それが何故か急にですよ!
違和感を感じた人も多いと思います。
7周年イベントを盛り上げたいというまっとうな理由を挙げれるとも思ったのですがどうもそうではない気がします。例年、生放送で盛り上がる周年イベントなのにまさかの録画、、しかも内容も至って予想通りの極星進化とあまり迫力のない性能でした
これは7周年に向けた盛り上げとも取れますが自分の考えは違います。
まあ盛り上げようといった意味もあるでしょうが、それなら一番盛り上げたい時期である2019年2月に200個配ればよかったのに2018年10月に100個2018年12月に100個と分けてるんですよね。
これには運営がむしろこの10月から配らなければならない理由があったからだとにらんでいます。
こちらの画像を見てください。
これはガンホー・オンライン・エンターテイメントが正式に発表している決算資料からのグラフです。この縦軸が意味するところは1か月以内にログインした人数という意味です。
これを見ると分かるように石100個配った月からは物凄く伸びているのが見て取れます。ですがこれはあくまで一か月以内にログインした数です。ここが味噌でこの数字はアクティブユーザーの計測としてはいささか胡散臭いものとなっています。なにせ1か月以内にログインした人も毎日ログインした人も同じようにカウントされるからです。
なのでこれよりもパズドラというゲームの関心度数を測る目安になるのがGoogleでの「パズドラ」という検索数です。
下のグラフは「パズドラ」という単語をGoogleで検索された数を示しています。
これの2018年10月に注目したグラフがこちらです。
青点の部分が石が配られた時期なのですが、明らかにはねてますよね。
僕のリアル周りでもこの時期から明らかにパズドラをやってる人が増えたなといった印象を持ちました。
しかし逆に考えてください。
これ石の配布無かったら恐ろしいことになってるんですよね
この跳ねている青点の前の時期を見てみると過去最低の14という数字(最高潮の時を100とした時の相対数)をたたき出しています。
全体でみると
言いたいこと伝わりますかね。
仮に石を配らずにそのままの勢いで下降してったら、、っていう話です。
つまり今まで割かしケチな運営だったパズドラさんがついにアクティブユーザー稼ぎのために配り始めて「頼むからパズドラしてくれ」っていう立場になったわけです。
王者パズドラもよそのゲームに関心を持っていかれ存在維持が難しくなっているんです。
さきほど挙げたガンホーさんの画像だとアクティブユーザー数が安定と書いてありましたが、あれは株式説明会の資料なので株主に安心させないといけないから書いたんだと思います。
だってアクティブユーザー数安定してたらあんな馬鹿みたいな石あほ程配りますかね?少なくとも俺はそうは思わない。
この7周年以降がパズドラという存在の大きな転換点と間違いなく言えます。
パズドラの破滅への一歩
以上の説明から石100個配る理由がご理解いただけたかと思います。
そこで自分が懸念しているのが、これから配り続けるのか?はたまたまた渋るのか?という所でパズドラの命運が変わってくるところです。
仮に石を配る方針にしたとしましょう。
その場合一時のアクティブユーザーは得られますが課金単価が減ります。
課金単価が減ると言ってもパズドラの影響力を考えたらアクティブユーザーに比べて微々たるものです。
つまり短期的に見ると石を配ったほうが集金できます。
しかしこの方法はリスクがあり、一度100個貰った人にとっては100個の石という価値が大幅に下がってしまうのです。
だって課金しなくても手に入ったわけですから。
そしてこれからも石を配り続けると課金する価値がどんどん減っていきます。
これが長期的に見て非常にまずいわけです。
何故なら石の価値は変えられないからです。
石を配らないとアクティブユーザー数は維持できない、しかし石を配り続けると短期的には集金が見込めるが長期的に見て石の価値が目減りし収益が減収してしまうわけです。
この一例に白猫プロジェクトというゲームがいい例として挙げられます。
あのゲームはゲーム性よりも石を配ることに注力していました。
結果石を配らなった今、アクティブユーザー数を維持できず全盛期の1/4ほどまで落ち込みました。
あのゲームはゲーム性よりも石を配る方向でユーザーをつなぎ留めたのが悪かった。
パズドラも今同じ轍を踏む気がしてならないのです。
キャラを配るだけ配ってガチャをばらまいて石も大量配布
短期的に見たら効果的なのですが長期的に見るとその方法ではオワコンの4文字が待ってます。
つまりこれ以上は石を配らずに、パズドラのゲーム性で7周年イベで得たアクティブユーザーをつなぎ留める他ないのです。
シンプルに面白いと言える革新的なゲーム性。
それはこの記事でも書いてるのですが、単純なインフレではないことは間違いないです。
大事なのは横のインフレです。バリエーションの増加、遊び方の多様性、SNSでの話題提供。どれも大事です。
それを適切な周期でいかにゲームに反映できるか・・これからのパズドラに期待するばかりです。
まあいうても未だにパズドラの影響力はすさまじいので今すぐにオワコンになるということはないでしょう。
僕も長いこと遊ばせてもらってますし、ここまで楽しめてるゲームは他にあまりないので石の力に頼らず今まで通り、王道にゲーム性で勝負し続けることを願います。
長い文章を最後まで読んでくださった方ありがとうございましたm(__)m