「CERO」とはコンピュータ エンターテインメント レーティング機構のことです。
英語で書くと「Computer Entertainment Rating Organization」なので頭文字をとって「CERO」
ほとんどのパッケージゲームはCEROレーティング表示をしています。
そもそもCEROってなんなの?
という方に説明いたしますと、
ゲームソフトの表現内容により対象年齢を表示する制度のことです。
表示する「年齢区分マーク」は、CERO倫理規定に基づいて審査され、それぞれの表示年齢以上対象の内容が含まれていることを示しています。
このCEROは隠し要素や隠しコマンドまですべての範囲に適用されます。
ですので、CEROの区分に基づいてレーティングされたゲームはそれ以上の性的表現並びに暴力行為はありえません。
レーティングの区分
年齢区分マークは以下の5種類に分けられます。
(帯色はA:黒、B:緑、C:青、D:橙、Z:赤です。)
それ以外にもこのようなマークがあります。
「教育・データベース」
体験版に表示される「CERO規定適合」
ゲーム会社が制作中のソフトを宣伝する場合に、販促物などに表示する「審査予定」
他には年齢制限をかけられた根拠を示したもので「コンテンツアイコン」と呼ばれるも物もあります。
これらを見ることで、「どんな描写が含まれているのか」が視覚的に理解できます。
じゃあどうやって決められるの?
以下CERO公式ホームページより引用
構成されていて、事前にCEROによるトレーニングを受けています。
審査員は登録制で、審査内容について守秘義務があります。
個々の審査には、審査員の性別や年代などの属性に偏りがないように配慮しています。
また、ゲーム業界と関連のある方は採用しておりません。
ゲーム業界と関連のある人はレーティングに関われないんです。
これは個人的に意外でしたね。
てっきりゲーム業界に精通した人が評価を下しているのものかと思ってましたから。
非営利組織であるから一般から募集するのはうなずけますが。
〔性表現系〕
●キス
|
〔暴力表現〕
●出血描写
|
〔反社会的行為表現系〕
●犯罪描写 |
〔言語・思想関連表現系〕
●言語・思想関連の不適切な描写 |
それぞれの項目は上限があるそうで、それに引っかかるとレーティングから外れてしまうようです。
ですのでCEROにレーティングされたゲームは倫理的に引っ掛かるようなものにはならないので安心して購入することができます。
まとめ
前から疑問だったCEROでしたが調べてみると意外なことだらけでした。
自分はこのマークが付けられていないゲームを見たことはないですが、逆にレーティングされていないゲームはどんなやばい表現が含まれているのか興味が湧いてきましたw
これからゲームを買うときは注意してみてみたいと思います。