2017年度上半期のゲーム業界全体の売上規模

ファミ通さんが具体的な数字を出していたので2017年度上半期の市場規模を、視覚的に見ていきたいと思います。

上半期まとめ

2017年度上半期(26週)
・ハード:765.1億円
・ソフト:747.4億円
・合計:1512.5億円
2016年度上半期(26週)
・ハード:403.4億円
・ソフト:678.0億円
・合計:1081.5億円
前年比
・ハード:189.6%
・ソフト:110.2%
・合計:139.9%

ファミ通.comさんより引用

まあ数字からすぐに、ゲーム業界全体がにぎわっているのがお分かりかと思います。

これらをグラフ化すると圧倒的なのがさらに分かります。


オレンジ色が2016年度
青色が2017年度です。

すべてにおいて上回ってますね。
特に顕著なのがハードです。
ハードは完全に今年3月3日に売り上げを開始した任天堂switchのおかげですね。
ソフトもおそらくswitchの影響が大きいでしょうね。

2017年度上半期、各ハードの販売台数はこのようになっております。

3DS:73万台
Vita:12万台
switch:120万台
PS4:77万台
Xbox:2331台

グラフにすると

青色がPS4
黄色がswitch
灰色がVITA
オレンジ色が3DSです

PS4も販売されてから結構経ちますが、売れてますね。
恐らく、後述するドラゴンクエストⅪが関係しているような気がします。
それをはるかに凌駕するのがswitchとなっています。
初動が凄いですね。

2017年度上半期家庭用ゲームソフト販売台数TOP10

1位
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
ハード:3DS
メーカー名:スクウェア・エニックス
発売日:2017/7/29
2017年度上半期推定販売本数:170万4994本(170万4994本)
2位
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
ハード:PS4
メーカー名:スクウェア・エニックス
発売日:2017/7/29
2017年度上半期推定販売本数:131万1249本(131万1249本)
3位
スプラトゥーン2
ハード:Switch
メーカー名:任天堂
発売日:2017/7/21
2017年度上半期推定販売本数:120万8502本(120万8502本)
4位
マリオカート8 デラックス
ハード:Switch
メーカー名:任天堂
発売日:2017/4/28
2017年度上半期推定販売本数:65万781本(65万781本)
5位
モンスターハンターダブルクロス
ハード:3DS
メーカー名:カプコン
発売日:2017/3/18
2017年度上半期推定販売本数:40万1418本(167万1750本)
6位
ARMS
ハード:Switch
メーカー名:任天堂
発売日:2017/6/16
2017年度上半期推定販売本数:21万8312本(21万8312本)
7位
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
ハード:Switch
メーカー名:任天堂
発売日:2017/3/3
2017年度上半期推定販売本数:21万2322本(51万9943本)
8位
ファイアーエムブレム Echoes(エコーズ) もうひとりの英雄王
ハード:3DS
メーカー名:任天堂
発売日:2017/4/20
2017年度上半期推定販売本数:19万7643本(19万7643本)
9位
ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッションX
ハード:3DS
メーカー名:バンダイナムコエンターテインメント
発売日:2017/4/27
2017年度上半期推定販売本数:18万7652本(18万7652本)
10位
スナックワールド トレジャラーズ
ハード:3DS
メーカー名:レベルファイブ
発売日:2017/8/10
2017年度上半期推定販売本数:17万1976本(17万1976本)

ハードはswitchですが、ソフトはドラクエⅪですね。
3位のスプラトゥーンに合計(PS4版+3DS版)で2.5倍もの差をつけています。
TOP10を見ると
3DSが5本も食い込んでいます。
次にswitch4本
PS4は1本
です。
PS4が一本だけってのは意外でしたね。
ハードが売れてるからソフトも売れてるのかと思ったけどそうでもないようです。

まとめ

ゲーム業界の市場規模としては、2012年上半期以来の前年上回りを見せたようです。
それほどソシャゲ界に食い荒らされたのではという印象です。
逆に最近は、家庭用のゲームが注目を集めている気がします。
「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」は神ゲーとして様々なyoutuberが実況されていますし、「スプラトゥーン」や「ドラクエⅪ」と、絶え間なく良作が量産された時期であったと思われます。
これからも「マリオオデッセイ」や「モンハンワールド」とキラータイトルが続々と出るようで、久しぶりにゲームにどっぷりつかる人が続出するのではないでしょうか!
これからはコンシューマーゲームの時代になると個人的にはうれしい限りです。

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