2017年でポケモン関連の世界売り上げが3億本を突破するなど、未だポケモンの勢いはとどまるところを知りません。
そして今回見ていく本編ポケモンシリーズは2億本以上の売り上げを誇ります。
The Pokemon Companyさんより引用
今回は歴代ポケモンシリーズでどの作品が一番人気で面白いのか?ということを様々なデータを元にランキングしていきたいと思います。
定義として、ポケモンシリーズには色々あるのですが「第1世代」や「第2世代」と呼ばれるポケモンの軸となっているこの7作品から選びます。
第2世代:ポケットモンスター「金・銀」
第3世代:ポケットモンスター「ルビー・サファイア」
第4世代:ポケットモンスター「ダイヤモンド・パール」
第5世代:ポケットモンスター「ブラック・ホワイト」
第6世代:ポケットモンスター「X・Y」
第7世代:ポケットモンスター「サン・ムーン」
もちろん、これらの派生作品として登場する「エメラルド」、「プラチナ」、「ハートゴールド・ソールシルバー」などもかなり人気があるのは承知しているので、まずはこの世代別でどれが人気があるのかという点をランキングし、それから派生作品も考慮した上で最終的な結果を導きます。
また、この記事を書いている自分はエメラルド、ダイヤモンドパール、プラチナ、ハートゴールド・ソールシルバーしかやったことがないので、全てを客観的にランキングするため「データ」を最重要視しています。
国内売り上げ本数
タイトル | 売り上げ本数(国内) | 売り上げ本数(世界) |
第1世代:ポケモン 赤・緑 | 822万 | 3138万 |
第2世代:ポケットモンスター 金・銀 | 730万 | 2320万 |
第3世代:ポケットモンスター ルビー・サファイア | 544万 | 1622万 |
第4世代:ポケットモンスター ダイヤモンド・パール | 582万 | 1763万 |
第5世代:ポケットモンスター ブラック・ホワイト | 547万 | 1560万 |
第6世代:ポケットモンスター X・Y | 448万 | 1611万 |
第7世代:ポケットモンスター サン・ムーン | 375万 | 1544万 |
そしてこちらが世代別に見やすくした横棒グラフです。
こちらはおおまかな国内と世界の売り上げ比が見やすいです。
こうしてみると、第3世代である「ポケットモンスター ルビー・サファイア」以降には余り大きな開きが見られないということがお分かりいただけたかと思います。
しかし国内だけに絞ってみると世界ほど差がないです。
国内だけに絞ったグラフがこちらです。
こうしてみると第3世代以降だと第4世代である「ダイヤモンド・パール」が少し抜けているかなと思います。
第7世代の「サン・ムーン」に関してはまだ時期的に伸びる可能性があるので少なめに出ているという感じはあります(このデータ自体2017年なので)
今回は日本国内のデータを参考に話を進めていきたいと思います。(Amazonの評価などは日本語版なので比較しやすいため)
Amazonでの5段階評価
第1世代 赤・緑 | 4.2 |
第2世代 金・銀 | 4.5 |
第3世代 ルビー・サファイア | 3.6 |
第4世代 ダイヤモンド・パール | 3.7 |
第5世代 ブラック・ホワイト | 4.0 |
第6世代 X・Y | 4.2 |
第7世代 サン・ムーン | 3.8 |
これらは昔のタイトルに関しまして、ダウンロード版を反映させています。
パッケージ版だと古いのが中古品で買う人が多く、低評価の理由としてモノが汚いという点で評価を下げている可能性があるからです。(金・銀などはカセット版の評価が2.6)
またこれらの片方の評価ではなく、2作品両方から平均した値を取っています。(例:ブラック・ホワイトはその二つの平均値を取っています)
これらはあくまで参考にしかなりませんが、特に際立って高評価を受けていた作品がX・Yでした。
そして個人的にですが、一番評価がいいと思っていたダイヤモンド・パールの評価が低いことが意外でした。
Google検索数
こちらは第1世代から第6世代までのタイトルで「何回検索」されたかというグラフになります。
※同時に6個までしか反映できませんでした。
ここで見て頂きたいのがブラック・ホワイトの伸び数です。
この中だと1つだけ突出していますよね。
ネットが普及してきたからという理由が挙げられると思うので、最新作の7世代である「サン・ムーン」と比べたグラフがこちらです。
ここまで比較にならないとは(;’∀’)
なので直近の2作品は参考にならないんで一旦抜いて、第1世代から第4世代を反映させたグラフで見てみます。
ルビーが伸びてるのはオメガルビーが発売されたからでしょう
ダイヤモンドがこの中だとやはり一歩上を行く感じがしています。
それぞれのレビュー、「良い点」「悪い点」
こちらのレビューはAmazonさんからの引用となります。
それぞれの作品で印象的だったレビューを持ってきました。
やっぱりやった人が評価するのが一番だと思うので。
※木が喋ってるのは僕の個人的な意見です(笑)
第1世代:ポケモン 赤・緑
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グラフィックや音楽は古いもののため、DS版に比べれば微妙かもしれません。
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このシンプルさが大好きです!
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やりこむと奥が深く,初心者にはわかりやすい。
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やはりこのシリーズは子供だけが積極的に楽しめるものだと思った。
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第2世代:ポケットモンスター 金・銀
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プレイした時間は200時間を超え、集めたポケモンは230以上、IDだって空でいえます。
それくらい、夢中になったものです。
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エフィクトもリアルに一新し、ゲームとしてのクオリティは相当上がっている。
更にポケモンはルビーやサファイヤと違い「グリーン」「レッド」などの出演ポケモン
を全て残したまま新たに100体が追加され実に251体を誇る。
新たなジョウト地方の冒険を終えれば難易度の上がった前作のカントー地方の冒険へ。
勿論、懐かしのキャラクター達は健在だ。
時間性やポケモン所持アイテム等、新要素も満載。
名作と言われたこの作品、プレイしなければ損である事は間違いない
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対戦相手がいないからひとりで……。
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ポリゴンからポリゴン2とか、手抜き感さえ感じられる・・・。
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四天王が弱いです。チャンピオンなんか、氷技が使える水タイプと電気タイプがいれば(ランターン?)
倒せます。
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さっぱりしたトキワの森、ラジオ塔にのっとられたシオンのポケモンタワー(しかも入れない)
噴火してポケモンセンターとハゲしかいないグレン島(山だったの?)一時閉鎖のサファリパーク、
お月見山ふたご島ハナダの洞窟等、詰め込めなかったにせよ、ファンには痛いところもありました・・・
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第3世代:ポケットモンスター ルビー・サファイア
楽しいし、今回の新機能『基地』システムや、2vs2バトルな
ど、より戦略的になり、熱くなること間違いなし!
小学生くらいのゲームと思われがちですが(実際ゲーム自体は
低年齢層向けか・・)対戦バトルなど、そうも言えない戦略的
な部分もあって、中・高校生~社会人でも十分楽しめるのでは?
と思います。
名前
今後のポケットモンスターシリーズの雛型ですね。
後のポケットモンスターに踏襲されてる事が多い。
名前
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水面に自分の姿が映ったり、砂浜を歩くと足跡がついたり、雨が降ったりと、リアルだなーって思うところがありました。
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名前
僕は全てとはいかずとも、200匹程度は出るのでは、と思いました。
でも、ほとんどのポケモンは削減されてて、とても残念でした。前作までとも通信出来ませんし。
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CPU戦でもほとんどが1対1で行われ、2on2の割合は1割程度。通信では多少楽しめるかもしれないがやはり主流は前作どおり1対1だろう。
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第4世代:ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
プレイしてみた感想は、立体的が凄い!と思いました。
金銀であった、朝昼夜の変化などなど楽しめて大変面白いです。
町のライトアップ(?)も素敵でした。ほのぼのします。
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ゲームを飽きさせないための遊び心やお楽しみ要素が隙間なく埋められていて
完成度が非常に高いです。
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音楽がとてもかっこよくてついついヘッドフォンを耳に押し当てて聞いてました。
名前
時間帯によって朝/昼/夕方/夜/深夜で明るさが変わる背景。
3Dになったフィールド画面や建物。
タッチのみでバトルができる仕組み。
パワーアップしたスーパーコンテスト。
Wi-Fi通信により離れた場所の人とも対戦。
など、任天堂DSならではの機能が満載。
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更に今までのシリーズのモンスターが多数登場するということですごい数の中から自分の好きなポケモンを選んで育てて技のバランス考えて戦略練って
強いだけが全てじゃないってところも面白い
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第5世代:ポケットモンスター ブラック・ホワイト
今までのポケモンとは何かが違う・・・そんな感じがしました。
それ以外にも、Cギアの画面なんかを見れば分かりますがかなり大人を意識したつくりですね。
名前
一番最初に赤緑版を遊んだ時のことを思い出すようなわくわく感がたまりません。
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ゲーム内容はほぼ100点満点の面白さで特に不満もありませんでしたが
シリーズが出る度に毎度思う事なのですが、通信対戦の格差です。
所謂ライトユーザーの方が通信対戦をしても、まず勝ち目はありません。
読みや作戦やがまずいと言う訳ではなく
相手は厳選に厳選を重ねた個体値に努力値調整を行っている方が殆ど(心無い人は改造)ですので
根本的にポケモンの能力自体が違うからです。
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名前
第6世代:ポケットモンスター X・Y
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メガ進化もめっちゃかっこいいです!!!
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オフラインでのやりこみがかなり少ないです。
過去作のポケスロンやシール集めやそれ以外にもバトル関連以外でもやり込める要素がほしかった。
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第7世代:ポケットモンスター サン・ムーン
ひでん技が廃止され、より自由に好きなポケモンで旅ができます。
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ダンジョンの難易度が低い
旧作より洞窟や遺跡などのダンジョンの構造が簡単になってます。子どもでも攻略に頼らずクリアできると思います。
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ふわふわした世界観とストーリーに最後まで馴染めませんでした。
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相変わらずポケモンは楽しい。今作もやりごたえあり。でも、仲間呼び仕様がないほうが良かったかな。
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リーリエちゃん初見は可愛いかったのですが、段々図々しい女という印象になってしまいました。
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まとめ!!
このようなデータをベースに最後は自分自身の主観でランキングを発表したいと思います。
2位 金・銀
3位 ブラック・ホワイト
売り上げ本数、レビューからの好感度、検索数等々考慮してこのTOP3で間違いないと思います。
派生でエメラルドやソールシルバーなどがありますがその元となるものが、この中だと金銀系列の「ハートゴールド・ソールシルバー」があります。
こちらも挙げても良かったのですが、どうにも売り上げが一回り落ちるんですよね。(例:エメラルド:国内219万)
なので今回は結局考慮しませんでした。
自分的にはダイヤモンドパールが一番面白かったんですけどね。。
最終的にX、Yにした理由としては、他の作品と比べてもレビューが圧倒的に高評価だったんです。
売り上げ本数は微妙でしたが、これは3DSが売れていなかったというハード的な要素が多かった気がします。
例えばダイヤモンドパールなんかのハードであるDSは、2018年時点で3400万機売れたのに対し、3DSは2400万機ほどです。
ポケモンを余程愛していない限り、新作のポケモンが出た!!というだけでハードを一緒に買うということはしないでしょう。
また、ダイヤモンドパールに関しては知名度的に考えると突出していて完成度が高いように思えますが、売り上げやレビューを見ていると他作品の方が人気なんですよね
自分自身この結果にはとても面白く、ポケットモンスターX・Yをやってみようと思えるいい機会にもなれました。