原神をプレイしない方が良いと思う理由

原神というゲームをこのブログに訪れてくれた人なら一度は耳にしたことがあると思います。
2020年のアプリ版ベストゲームを受賞したほどの人気ゲームです。
そんな原神というゲームですが、私はプレイすることをお勧めしません。
その理由を結論から先に申し上げますと、「面白すぎて時間と人間関係を失う」からです。

面白いなら時間を費やしても良くないか?

先ほどの結論から、こう考える人が多いと思います。
中にはふざけてんのかと思われる方も居るでしょう。
私自身もそのゲーム楽しめているなら、幾らでも時間を費やして良いと思っていました。

ただ物事には限度というものがあって、楽しすぎるが余りのめり込み過ぎるといった問題が出てきます。
所謂ゲーム中毒というやつですね。

いや、自分でプレイする時間を制限すればいいじゃないか!と思われた方も居らっしゃると思います。
このゲームがいかに面白すぎるが余りプレイを制限することが難しいのかを解説していきます。

原神というゲームの圧倒的な面白さ

まずゲームの面白さに関わってくる要素を以下の二つに分けて考えます。
1:ゲーム性(ゲームバランスやゲームシステムなど)
2:世界観(ストーリーやBGM、マップなど)

【神ゲーの定義】本当に面白いゲームとは


(これについては↑で解説しているのでよかったら)

まず原神のゲーム性についてですが、素晴らしいの一言です。
今まで数々のゲームをプレイしてきて、その度にここをこうしろなど文句を言っていた自分ですら、このゲームのバランスやシステムには本当に感心させられています。
ここでは詳しく書くつもりはありませんが、他ソシャゲーと比べた原神のゲーム性の素晴らしさを箇条書きすると、

ゲーム性の素晴らしい部分
1:周回時間(作業)の短さ
2:戦闘のテンポ
3:どのキャラもそれぞれに強みがある(低レアリティですら)
4:キャラの成長速度(火力や回復力などの伸び方

辺りですかね。まだありそうですがこんなところで。
とにかく、この辺の調整が物凄く上手くて、本当にソシャゲか?と思うほどに熟考された作品となっています。
ここで注目して欲しいのが、1番の周回時間の短さです。
このゲームはソシャゲに必須な作業みたいな周回が、かなり短時間で終わる傾向にあります。
1イベントで30分もしたら集まるほどです。
じゃあなんで冒頭に「時間を失うからやめた方がいい」と書いたかというと、本当に時間がかかるのは終わりどころが見えない目標設定の上手さにあるんです。

原神を無限にプレイしたくなる理由

原神というゲームの怖い所が、この無限にプレイしたくなるという点にあります。
上で書いたように、目標設定の上手さゆえに、原神をプレイする上で、今日はここで終わり!みたいな終わりの境界が曖昧になります。
このゲームはゲームバランスが良すぎるあまり、常にちょうど良い目標があります。
例えばそれはマップの端にちらつく宝箱であったり、キャラの強化素材を集めに遺跡に行ったり、などなど。
この目標を達成したら次にこれをやりたくなった。の無限連鎖が発生するわけです。
そしてそれを全て達成するには余りにも莫大な時間がかかります。
唯一、キャラの強化に関わる部分は、スタミナ制度を導入しているので、1日の目標に終わりがあります。
しかしここが味噌で、スタミナ自体は物凄く早く消化できますが、まともに消化しようと思うと1日に2回以上ログインする必要があります。
(原神は最大スタミナ量が160で固定。24時間で180回復。つまり丸一日ログインしないとスタミナが溢れる)
これによって、まともにプレイすると1日最低でも2回ログインすることになっています。
その都度、やりたいことが出てくるので、スタミナ消化が終わっても他の目標に目が移り時間が吸われていくわけです。

無限にプレイしても良くないか?

そこまで面白いゲームなら無限にプレイしても良くないか?と思うのは当然のことです。
そんな人に見てもらいたい記事がこちら↓

【中毒的にゲームへはまる理由】ゲームが我々に与えてくれるものは何か

長期的に見るとゲームはやらない方が良いんです。
特にやった後、何も残らない1人用のゲームなんかは。
原神はマルチがありますが、やれば分かりますがほっとんど1人でやる時間が多いです。
というかマルチでやるよりソロでやった方が良いまであります。
このような理由から、原神でフレンドを作ろうとするのはスクショ大会や、片方が余程弱い場合のお手伝いなどでしか生まれません。
何が言いたいかというと、原神をプレイしても残るものが思い出だけという点であることが、凄くリスキーではないかというのが私の考えです。
ゲームという趣味は、「思い出」と「人間関係」を獲得できます。
この原神というゲームは「人間関係」という部分が希薄であるため、膨大な時間を使って得られるものは「最高の思い出」だけです。
確かに思い出だけで良いという方は、このゲームは最高のゲームに思えるかもしれません。
ただし、人の幸せに重要な要素として「人間関係」は外せません。
このコロナ禍において、家に引きこもる人も増えたと思いますが、だからこそゲームが持つ役割に「コミュニケーションの場」としての機能が求められています。
原神を無限にプレイしても良いですが、それは孤独になる可能性をも秘めています。

このテーマの結論

私はこのブログを約半年放置しましたが、その原因の半分ほどは「原神にハマった」からです。
それくらいこのゲームの魅力は恐ろしい。
魅力的なキャラ、ストーリー、マップ、ゲームシステム、etc..
はっきりいって面白すぎるんですよね。
原神の面白い部分をまだ半分も喋れていないくらいですし。
ただ大事な何かを失っている気がします。
面白すぎるゲームは、何かしらの制限をかけないといけない気がします。

タイトルではプレイすることをお勧めしていません。
私自身が、やり始めたことを後悔するほど面白いゲームという、初めて矛盾を抱えたゲームに遭遇したからです。
この内容を読んでなお、やりたいと感じた人はやれば良いと思います。
ただこれだけは言えます。
このゲームは人生を壊すほどに面白い

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